飛ぶ鳥を落とす勢いで注目を集めていたころのバルネ・ウィランを記録した1作だ。まだ20歳そこそこ、歌心たっぷりのプレイでヨーロッパとアメリカのモダン・ジャズ界の親善大使的な役割を繰り広げていた時期の演奏が厳選されている。当CD冒頭の4トラックは1959年7月4日に、アメリカを代表するジャズ祭である「ニューポート・ジャズ・フェスティヴァル」に出演したときの記録。共演者は秋吉敏子(ピアノ、ボストンのバークリー音楽院卒業直前)、トミー・ブライアント、ロイ・ヘインズ。バルネにとって、これはアメリカにおける実質的な初ライヴ。秋吉バンドにゲスト参加した彼は、テナー・サックスと、当時モダン・ジャズで使われることはまだ珍しかったソプラノ・サックス(ジョン・コルトレーンが吹く「マイ・フェイヴァリット・シングス」が61年に流行してから徐々に広まる)を演奏している。解説:原田 和典 国内盤ジャズCD
Barney Wilen(ts,ss), Toshiko Akiyoshi(p), Tommy Bryant(b), Roy Haynes(ds), Clark Terry(tp), Bud Powell(p), Eric Peter(b), Kenny Clarke(ds), Evald Heideprim(p), Karl Theodore Geier(b), Eberhard
Stengel(ds)
【 録音 】
Recorded at Newport Jazz Festival, July 4th, 1959 / Recorded in Paris, 1959 / R
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「SHMおよびSHM-CDロゴは、株式会社JVCケンウッドとユニバーサルミュージック合同会社の登録商標です。」
【技術説明】 SHM-CDとは?
通常のCDとは別種の液晶パネル用ポリカーボネート樹脂を使用することにより素材の透明性をアップ、マスター・クオリティに限りなく近づいた高音質CDです。 ※この商品の高音質とはマスターに対する高忠実再生の意味で、音質に関する評価は再生環境等により異なりますのでご了解ください。
編號 | 曲名 |
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1. | Introduction |
2. | Passport |
3. | ’Round Midnight |
4. | Barney’s Tune |
5. | No Problem |
6. | Miguel’s Party |
7. | ’Round Midnight |